2011 Spring & Summer / Document Story of PROPMAN

かつて僕は、そのステージに立つことを目指していた。
ギター1本で本気で世界を変えようと思っていたんだ。
でも自分が納得できる曲は浮かばず、悩み、葛藤して、結局諦めてしまった。
当時、僕は何かを変えたかったけれど、何を変えたいのかがわからなかった。
ただ偉大なミュージシャンに憧れていただけなのかもしれない。
そんな僕は、最高のライブを演出できるように裏方として日々働いている。 
大変だし、忙しいし、疲れるけれど心の中は常に充実している。
だって大好きな音楽で、みんな楽しんでいるから。
その楽しんでいる姿こそが僕にとっての革命の瞬間なんだ。
今は素晴らしいミュージシャンたちによって、それが毎日起こっている。
きっと今日も、この空間で”最高の瞬間”に出会えるんだよね。